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北上市

ビジネスがある。
やすらぎがある。 それが、北上の暮らし。

充実した交通網を背景に、早くから多種多様な企業を積極的に誘致し、東北有数の工業集積地帯へと発展してきた北上市。近年では2020年春の本格稼働に向けて、1,000人以上の雇用を創出するとされる半導体製造の大手企業が北上に。それに合わせて、関連企業の進出が相次ぐなど、新たな動きも活発になっています。

早くからのこうした取り組みは、人口増加にも貢献。
近年、多くの地方都市が人口減少に悩むなか、1950年におよそ67,000人だった北上市の人口は年々増え続け、2000年以降は9万人代を維持しながら、その数は現在も伸びています。

四季折々姿を変える。北上の自然と観光。

また、宿場町として発展してきた歴史を持つ北上市には県内有数の飲食店街があり、シネコンもある百貨店などの商業施設も充実。グルメやショッピングにも便利な街となっています。

さらに、四季折々姿を変える美しい自然も魅力。

春は、みちのく三大桜名所に数えられる北上展勝地の桜が見事。桜が見頃を迎える4月中旬からゴールデンウィークにかけては、「さくらまつり」を開催。北上川沿いにおよそ2kmにわたって続く桜並木の美しい眺めを楽しみに、世界中から毎年多くの観光客が訪れます。

夏は、北上市内で繰り広げられる民俗芸能の祭典「北上・みちのく芸能まつり」を堪能。民俗芸能の宝庫と言われる北上市は、最も人気のある「鬼剣舞」をはじめ、民俗芸能団体の数が日本有数。昼はもちろん、夜はかがり火の前で、街のあちこちで100を超える民俗芸能の迫力のある舞をお楽しみいただけます。

秋は、夏油高原の美しい紅葉をどうぞ。緑豊かな夏油高原は、市街地からクルマで30分ほど。温泉も評判で、同エリアには7つの温泉旅館があります。日帰り入浴もでき、心地よいお湯に浸かり、色鮮やかな紅葉を眺めながら、優雅な時間をお過ごしいただけます。

その夏油高原、冬は海外のスキーヤーも注目するスポットに。「夏油高原スキー場」はゴールデンウィークまで滑れる日本屈指の積雪量とパウダースノーが自慢。総滑走距離は14,100m、ツリーランエリアも広大で、近年は海外からのスキーヤーが急増するほどの人気です。

北上の暮らし・歴史きたかみのらし・歴史

川、大地、歴史、文化……。北上の豊かな自然が育むもの。

川、大地、歴史、文化……。北上の豊かな自然が育むもの。

北上市は、川の長さ全国第5位(約249km)、流域面積では全国第4位(約10.150k㎡)を誇る北上川と、奥羽山脈に端を発し、豪雪地帯を流れ下る和賀川が合流する肥沃な大地に、美しい田園風景がひろがる自然豊かな街です。

その目を市内に向ければ、縄文時代の集落跡をはじめとした遺跡や、歴史的建造物が数多く存在。さらに、それらを「イエ」や「クラシ」という視点で眺めると、雄大な北上川の恩恵を受けながら、豊かな自然のある北上の地で育まれてきた人々のイキイキとした姿が浮かびあがってきます。

石を並べたモニュメントが謎を呼ぶ縄文時代。中央文化とは一線を画し独自の文化を育んできた奈良・平安時代。北上川舟運の中継港や奥州街道の宿場町として栄え、南部・伊達両藩の藩境として2つの文化が共存した江戸時代……。

この土地の風土と歴史に育まれ、この土地での暮らしを通して受け継がれてきた「北上」とは、どんな街なのでしょうか。そこに、どんな人々が暮らしているのでしょうか。

「イエ」や「クラシ」を通して、北上市と出会う旅へ。さあ、出かけましょう。

  • 旧菅野(かんの)家

    旧菅野(かんの)家

    「旧菅野家」は江戸時代の伊達領・口内にあった上層農家のイエです。武家と農家。“身分”が表す江戸時代のイエをご紹介します。

  • 旧大泉家

    旧大泉家

    口内要害(現北上市口内町)を任された伊達の重臣で浮牛城(ふぎゅうじょう)の武士 中嶋氏のイエをご紹介します。

  • 江釣子古墳群

    江釣子古墳群

    7世紀後半から8世紀にかけてつくられた、蝦夷の古墳群としては他に類を見ない規模の江釣子古墳群をご紹介します。

  • 樺山遺跡

    樺山遺跡

    北上川の東岸に位置するおよそ5500年前の縄文時代の集落の遺跡「樺山遺跡」をご紹介します。